草思社のblog

ノンフィクション書籍を中心とする出版社・草思社のブログ。

児童書

あなたの日常に力をくれる名絵本を101冊一挙紹介!『明日も生きていこうと思える絵本101』赤木かん子 著

明日も生きていこうと思える絵本101 赤木かん子 著 ■この本は、絵本と出会うための本です 絵本といえば、やさしく癒やしてくれそうなイメージを持たれる方は多いのではないでしょうか。ところが本書では、著者があえて「衝撃的でハッと覚醒させられる」絵本…

自分で考えて身につけた社会科の力は、AIにも負けない!『考える力がつく 社会科なぞぺー』高濱正伸・狩野崇 著

考える力がつく 社会科なぞぺー 高濱正伸・狩野崇 著 自分で考える力がつく「なぞぺー」シリーズに、ついに社会科が登場! 累計70万部を突破した、大人気学習教室「花まる学習会」のメソッドが詰まった小学生向け問題集「なぞぺー」シリーズに、このたびつ…

四字熟語は何でこんなに頭を刺激するのだろうか。 『こども四字熟語』齋藤孝 著 丸山誠司 絵

声に出して読みたい・こどもシリーズ こども四字熟語 齋藤孝 著 丸山誠司 絵 漢字パズルが大はやりである。とくに四字熟語の穴埋め問題、この本の巻末にも問題が取り入れられているが、四字のうち二字を空欄にして「奇想天外」なら「□想□外」として□の空欄に…

「スゴい」「ヤバい」でなく「杞憂だね」「五十歩百歩だ」と言おう 『こども故事成語 怒髪 天を衝く』齋藤孝 著 丸山誠司 絵

声に出して読みたい・こどもシリーズ こども故事成語 怒髪 天を衝く 齋藤孝 著 丸山誠司 絵 SNSの発達の影響か、日本語の乱れがはなはだしくなっている。「スゴい」「ヤバい」と言った言葉の多用で語彙は貧困になり、短文で、どぎつい言葉の氾濫が見られる。…

西郷は「肚」(はら)ができていた。「肚」はどう作るか。 『声に出して読みたい・こどもシリーズ こども西郷どん』齋藤孝著 平井きわ絵

声に出して読みたい・こどもシリーズ こども西郷どん 齋藤孝 著 平井きわ 絵 西郷隆盛は身体が大きかった。180センチ、110キロぐらいあったらしい。当時の日本人としてはかなり大柄だ。日本人男性の平均身長が160センチ以下だった時、180センチというのはか…

「ギリシア哲学」の「ロゴス」が再び我々には必要ではないか 『こどもギリシア哲学』齋藤孝 著 オフィスシバチャン 絵

声に出して読みたい・こどもシリーズこどもギリシア哲学 ―― 汝自身を知れ! 齋藤孝 著 オフィスシバチャン 絵 中沢新一氏が最近提唱しているのが西洋的な「ロゴス」に対してインド的な「レンマ」という概念である。「群像」2月号から氏は「レンマ学」という…

よく言われる「品性」「品格」はどうやって身に着けさせるのか 声に出して読みたい・こどもシリーズ こども論語 齋藤孝著/平井きわ絵

声に出して読みたい・こどもシリーズ こども論語 ――故きを温ねて新しきを知る 齋藤孝 著 平井きわ 絵 大相撲の暴力事件で横綱の「品格」とか「品性」とかが取りざたされている。しかし、「品性」とはどういうもので、どうやって身に着くものなのかということ…

ことわざの解説書でもなく新しいライフスタイルの提唱か 『ことわざ生活 あっち篇 こっち篇』絵・ヨシタケシンスケ 文・あかいわしゅうご

ことわざ生活 あっち篇 こっち篇 ヨシタケシンスケ 絵 あかいわしゅうご 文 この本が生まれたのは、あかいわしゅうご(赤岩州五)さんとヨシタケシンスケさんのコラボレーションがうまくいった結果です。お二人は二十年来の知己ということですが、これが初め…