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草思社のblog

ノンフィクション書籍を中心とする出版社・草思社のブログ。

外国歴史

『ライト兄弟』「訳者あとがき」より――秋山勝  『ライト兄弟』デヴィッド・マカルー著 秋山勝訳

『ライト兄弟』「訳者あとがき」より――秋山勝 本書はデヴィッド・マカルーのThe Wright Brothersを全訳したものである。原書は2015年5月に刊行、発売されるや大反響を呼び、5月27日から7月5日の7週間、ニューヨークタイムズのベストセラーリスト(ノンフィク…

「釈明史観」を糺す歴史修正主義  渡辺惣樹――文庫版『ルーズベルトの開戦責任』訳者まえがき

文庫『ルーズベルトの開戦責任』 ハミルトン・フィッシュ 著 渡辺惣樹 訳 「釈明史観」を糺す歴史修正主義 『ルーズベルトの開戦責任』が日本で上梓されたのは二〇一四年のことである。読者の高い評価を受けて版を重ねてきたが、この度文庫化されることにな…

なぜヒトラーのような男が出てきたのか。 『野戦病院でヒトラーに何があったのか』

野戦病院でヒトラーに何があったのか ――闇の二十八日間、催眠治療とその結果 ベルンハルト・ホルストマン 著 瀬野文教 訳 『帰ってきたヒトラー』という映画が今週公開される。二年前のドイツのベストセラーの映画化である。ヒトラーが現代に現れて、モノマ…

戦後日本の歴史認識に変更を迫る卓抜な論考集!『アメリカの対日政策を読み解く』渡辺惣樹著

アメリカの対日政策を読み解く 渡辺惣樹 著 ◆日本人はアメリカの行動原理がわかっていない 米大統領選の候補者選びで共和党トランプ氏の優勢が報じられています。メディアの下馬評にもあがってなかった、まさに予想外の展開です。我が外務省では急遽、氏につ…

【近刊予告】『ビッグデータで文化を計測する―デジタル人文科学の誕生』(仮)

エレツ・アイデン&ジャン-バティスト・ミシェル著 阪本芳久訳 2016年2月発売予定/価格未定 原題:Uncharted: Big Data as a Lens on Human Culture 歴史学や語学、文学などの人文科学の研究にも、ビッグデータの波が襲いかかろうとしている! Googleがスキ…

今日の危機の根源となった冷戦外交を検証。アメリカの行動原理を知る第一級の評伝!

ダレス兄弟 国務長官とCIA長官の秘密の戦争 スティーブン・キンザー 著 渡辺惣樹 訳 ◆冷戦外交を表と裏で牛耳った兄弟 本書は、戦後アメリカの政権要路のなかでも特異な存在感を示すダレス兄弟の生い立ちから死に至る最晩年までを描いた評伝です。吉田茂…

大統領は最期まで判断力を維持していたのか?

ルーズベルトの死の秘密 ――日本が戦った男の死に方 スティヴン・ロマゾウ、エリック・フェットマン著 渡辺惣樹訳 ◆死の謎をめぐる論議がつづく フランクリン・デラノ・ルーズベルト米国大統領は、一九四五年四月十二日、空前絶後の大統領四選を果たしてから…

朝鮮の開国の歴史にまったく新しい光をあてる

朝鮮開国と日清戦争――アメリカはなぜ日本を支持し、朝鮮を見限ったか 渡辺惣樹 著 ◆多国間関係のなかで歴史の謎を解く 著者の渡辺氏は「プロローグ」で、明治維新期から朝鮮併合までの歴史は不思議なことばかりであると書き、朝鮮開国・日清戦争期にはこんな…

可能なかぎり公正に描き出した「朝鮮の戦時動員」の実相。

検証 日本統治下朝鮮の戦時動員 1937-1945 米コースタル・カロライナ大学歴史学部准教授 ブランドン・パーマー 著/塩谷紘 訳 ◆なぜ〝空白〟の研究領域となったのか 本書に「序文」を寄せたマイケル・ロビンソン氏(米インディアナ大学歴史学部准教授…

戦後史観の見直しをも迫る重大証言

ルーズベルトの開戦責任――大統領が最も恐れた男の証言 ハミルトン・フィッシュ 著 渡辺惣樹 訳 ◆慙愧の念から上梓された歴史的証言 そもそも国家間の戦争は、双方が正当と考える利害の衝突の最悪の結果として生じるものでしょう。しかしながら戦後七十年、先…

日本を取り巻く外界を知るには戦前の外邦図が大いに参考になる

戦争と外邦図――地図で読むフィリピンの戦い 菊地正浩 著 ◆民間外邦図の華麗な世界をカラーで初めて紹介。 外邦図というのは陸軍参謀本部陸地測量部が明治以来、外地や占領地で作った地図のことでシベリア、満州から南方まで相当数あったが、終戦時、破棄を免…