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草思社のblog

ノンフィクション書籍を中心とする出版社・草思社のブログ。

民俗・風習

「べらんめい」は関西からやってきた  『江戸前魚食大全』(冨岡一成著)より

江戸っ子の特徴に「べらんめい」言葉というものがございます。これは「べらぼう-め」の訛ったものですが、江戸っ子がさかんに振り回した「べらぼう」とはどんなものだったのでしょうか。実はこれ、寛文年間に大坂道頓堀の見世物に「べら坊」という猿そっくり…

暑い夏に涼しくなれる、「鰻」にまつわる江戸で一番怖い怪談を紹介します  『江戸前魚食大全』(冨岡一成著)より

そろそろ、本格的な暑さが始まる季節。日本人にとって鰻が一番うまくなる季節の到来です。 ところで、「土用丑の日」に鰻を食べる習慣が江戸時代にうまれたことをご存知ですか?「土用」というのは、季節の変わり目の約18日間のことをいって、年に4回ござ…

これを読まずして、すし、鰻、天ぷらを語るなかれ 『江戸前魚食大全』

江戸前魚食大全――日本人がとてつもなくうまい魚料理にたどりつくまで 冨岡一成 著 ◆何としてもうまく食いたい! 執念にも似た日本人の「魚愛」はどこからきたのか? 塩をして、干して、火を通して、燻して、たたいて、発酵させて、そして生のままで。ひとつ…

死の儀式は生きる者を浄化してくれる

死者を弔うということ――世界の各地に葬送のかたちを訪ねる サラ・マレー著/椰野みさと訳 ◆「火葬」を受け入れる人びとと拒否する人びと 焼き場から出された骨は白く、清浄なもののように思える。同時に、もはや「その人」はいないことを改めて認識させられ…