難関資格・東大大学院も一発合格できた!
考える力を鍛える「穴あけ」勉強法
河合薫 著
◆華麗なるキャリアを支えてきたオリジナルの独学法
すべては から始まるーー。
さて、あなたは、この空欄に何を入れますか?
荒唐無稽なようですが、じつは、「穴あけ」勉強法というのはこれだけ。
えっ、どういうこと?! 意味がわからない?! そう思いますよね。
誰でも文章に穴が空いていると、「ん?なんだろう」とそこに目が留まり、瞬間にいろいろ考えて、穴を埋めようとします。この誰もが持っている、穴を埋めたくなる習性を利用したのが、河合式「穴あけ」勉強法なのです。
著者の河合薫さんは、国際線CA → お天気キャスター(第1回気象予報士合格)→ 東大医学系大学院学術博士(Ph.D.) という華々しいキャリアの持ち主。でも、そのキャリアを支えてきたのは、忙しいなかで、毎日少しずつ手書きで作った下の写真のような「穴あけ問題集」による独学だったのです。
◆「穴あけ」と「穴埋め」は、対極にある
市販の穴埋め式問題集を説くことと、自分で文章に穴をあけて穴あけ問題を作り、答え、考えることは、学びとして対極にあります。「穴埋め」で鍛えられるのは暗記力のみ、対する「穴あけ」は、記憶力だけでなく、思考力、発想のトレーニング法としても効果が期待できるとか。
本書では、穴あけ問題の作り方といった勉強のノウハウに始まり、仕事に必要な企画力や発想力、思考力を磨くために「穴あけ」勉強法を活用するヒントが、著者の『ニュースステーション』(テレビ朝日)のお天気キャスター時代や大学院時代のユニークな体験や事例、苦労話などを交えて詳しく紹介されています。
すべては、穴あけから始まる――。「学び直したい!」「新商品を考えたい!」「資格を取りたい!」「セカンドキャリアを考えている!」といった方には、とくにお勧めしたい一冊です。
(河合さんが気象予報士試験の勉強で作成した「穴あけ」ノートの実物)
(担当 三田)
目 次
第1章「穴あけ」勉強法とは?
第2章「穴あけ」すれば勉強の習慣が自然と身につく
第3章「穴あけ」からアメーバ化で知識を応用できる
第4章「穴あけ」からアナロジーで想像力を鍛える
第5章 強みを発展させてイノベーションを起こす
著者紹介
河合 薫(かわい・かおる)
健康社会学者、気象予報士。 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D.)。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。その後、東京大学大学院医学系研究科に進学し、現在に至る。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークし、その数は600人に迫る。長岡技術科学大学、東京大学、早稲田大学などで非常勤講師を歴任。著書に『人生を変えるココロノート』(東洋経済新報社)『<他人力>を使えない上司はいらない! 』(PHP研究所)『体調予報』(講談社α新書)など多数。
考える力を鍛える「穴あけ」勉強法: 難関資格・東大大学院も一発合格できた! | 河合薫 | 本 | Amazon.co.jp
楽天ブックス: 考える力を鍛える「穴あけ」勉強法 - 難関資格・東大大学院も一発合格できた! - 河合薫 - 4794221894 : 本