草思社のblog

ノンフィクション書籍を中心とする出版社・草思社のブログ。

哲学・心理学・宗教

懐かしくて新しい健康の教科書『心と体が乱れたときは「おてんとうさま」を仰ぎなさい』小林弘幸 著

心と体が乱れたときは「おてんとうさま」を仰ぎなさい ――人生が大きく変わる自律神経のルール 小林弘幸 著 「自律神経は、ちょっとしたことで乱れてしまうもの。散らかりっぱなしの部屋、小さなウソ…。これをやったらまずいと少しでも感じるような行いを重ね…

世界的権威が幻覚剤によるうつ病治療研究を解説『幻覚剤と精神医学の最前線』デヴィッド・ナット 著 鈴木ファストアーベント理恵 訳

幻覚剤と精神医学の最前線 デヴィッド・ナット 著 鈴木ファストアーベント理恵 訳 ◆もうすぐ、うつ病・PTSD・依存症を、幻覚剤で治す時代になる 精神医学と神経科学の世界に今、革命の大波が押し寄せようとしています。うつ病、心的外傷後ストレス障害(PTSD…

おだやかな人は実は最強だった『おだやかな人だけがたどり着く場所 ブレずに成果が出せる禅的思考のススメ』枡野俊明 著

おだやかな人だけがたどり着く場所 ――ブレずに成果が出せる禅的思考のススメ 枡野俊明 著 仕事もプライベートも自然にうまく回りだす禅に学ぶ平静な心の保ち方をわかりやすく紹介おだやかな人は、実は最強の存在だった! 心おだやかに日々を過ごしたい―これ…

2時間で読める西欧哲学入門『文庫 フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』シャルル・ペパン著 永田千奈訳

文庫 フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者 シャルル・ペパン 著 永田千奈 訳 本書は、映画にも出演するフランスの人気哲学者シャルル・ペパンが、西欧哲学者10人をコンパクトかつ通史的に紹介したベストセラー教科書です。 取り上げられるのは、プラト…

三〇通りの理想と現実の折り合いの付け方『英米の大学生が学んでいる政治哲学史』グレアム・ガラード/ジェームズ・バーナード・マーフィー 著

英米の大学生が学んでいる政治哲学史 ――三〇人の思索者の生涯と思想 グレアム・ガラード 著 ジェームズ・バーナード・マーフィー 著 神月謙一 訳 孔子、プラトン、マキャヴェッリ、ルソー、トクヴィル、マルクス、クトゥブ、アーレント、ロールズ、ヌスバウ…

睡眠中の人体に潜入! 働き者の臓器たちの知られざる姿に迫る『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』西多昌規 著

眠っている間に体の中で何が起こっているのか 西多昌規 著 ■ 睡眠中の人体に潜入! そのとき「胃」や「肺」や「骨」はどうなっているか みなさんは、毎日の睡眠でしっかり休養できていると感じていますか? もしかすると、「寝ても疲れがとれない」「眠りが…

日常生活に役立つ哲学的思考法を、フランスの教科書を読んで鍛えよう!『フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書』シャルル・ぺパン 著 永田千奈 訳

フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書 シャルル・ぺパン 著 永田千奈 訳 古代ギリシャを起源とする西欧哲学は、中世を経て近代に至り、ヨーロッパ各国で花開いていきました。フランスではデカルト、ルソー、サルトルなどの哲学者が大きな影響力を持ち、…

法的に正しく、いじめっ子を撃退しよう!!『いじめられっ子だった弁護士が教える 自分の身のまもり方』菅野朋子 著

いじめられっ子だった弁護士が教える 自分の身のまもり方 菅野朋子 著 ■学校で嫌なことをされたらどうすればいい? 「いじめ=悪いこと」ということはもはや常識のはずですが、残念ながら、現実社会において、いじめはなかなか無くなることはありません。と…

ネガティブな感情はその日のうちにデトックス!『夜、お腹をもむといいことが起こりだす 心と体を浄化する氣内臓マッサージ』Yuki著

夜、お腹をもむといいことが起こりだす ――心と体を浄化する氣内臓マッサージ チネイザンセラピスト Yuki著 ■感情と内臓の意外な関係 あなたのお腹は、やわらかいですか? かたいですか? 温かいですか? 冷たいですか? もし、かたかったり、冷たかったりし…

失われた30年から脱却するためのカギがここに『「変化を嫌う人」を動かす 魅力的な提案が受け入れられない4つの理由』 ロレン・ノードグレン著 デイヴィッド・ションタル著

「変化を嫌う人」を動かす ――魅力的な提案が受け入れられない4つの理由 ロレン・ノードグレン 著 デイヴィッド・ションタル 著 船木謙一 監訳 川﨑千歳 訳 ◆イノベーション、商品普及、業務刷新――。変革を進めるのが難しいのはなぜか キャッシュレス化や、教…

さまざまな文化的背景を背負う日本各地のシャーマンを訪ね歩き、貴重な肉声を多数採録したユニークな記録!『日本最後のシャーマンたち』ミュリエル・ジョリヴェ著 鳥取絹子訳

日本最後のシャーマンたち ミュリエル・ジョリヴェ 著 鳥取絹子 訳 本書(原題Les Dernières Chamanes du Japon)の著者ミュリエル・ジョリヴェさんは日本に住んですでに半世紀、長年にわたって大学で教鞭をとってきましたが、来日以来ずっと、日本人が親し…

『老子』には本当は何が書かれているのか?『真説 老子 世界最古の処世・謀略の書』高橋健太郎 著

真説 老子 ――世界最古の処世・謀略の書 高橋健太郎 著 ■日本で誤解されてきた『老子』 『老子』と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか? 中国古典に興味がある方だと、もしかすると「無為自然」「足るを知る」「上善如水」など、『老子』に書かれている…

人間はなぜこんなに賢く、こんなに愚かなのか?『人はどこまで合理的か(上・下)』スティーブン・ピンカー 著 橘明美 訳

人はどこまで合理的か(上・下) スティーブン・ピンカー 著 橘明美 訳 ■『21世紀の啓蒙』『暴力の人類史』の著者による最新作。全米ベストセラー 本書は2021年に刊行された全米ベストセラー、Rationality: What It Is, Why It Seems Scarce, Why It Matters…

2時間で読める西欧哲学入門『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』シャルル・ペパン 著、永田千奈 訳

フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者 シャルル・ペパン 著、永田千奈 訳 本書は、映画にも出演するフランスの人気哲学者シャルル・ペパンが、西欧哲学者10人をコンパクトかつ通史的に紹介したベストセラー教科書です。 取り上げられるのは、プラトン、…

なぜ進化は私達を精神疾患に対して脆弱にしたのか?『なぜ心はこんなに脆いのか』ランドルフ・M・ネシー著 加藤智子訳

なぜ心はこんなに脆いのか ――不安や抑うつの進化心理学 ランドルフ・M・ネシー著 加藤智子訳 コロナ禍において、日本ではうつの傾向が2倍以上に増加したとOECDによる調査が明らかにしています。この抑うつ的な気分になったり、不安になることは誰にとっても…

「救われていく道」はどこにあるのか? 浄土真宗の根本思想がわかる味わい深い物語!『仏教小説 王舎城の悲劇』向谷匡史 著

仏教小説 王舎城の悲劇 ――物語で読む浄土真宗 向谷匡史 著 本書のタイトルになっている「王舎城の悲劇」とは、〝父王殺し〟という大罪を犯した古代インドの大国マガダ国皇太子アジャセ(阿闍世)が、釈迦によって救われていくという物語です。この物語は浄土…

寂しいとき、不安なとき。 人は無意識に自分に触れて自分を癒やしている。『皮膚はいつも あなたを守ってる』山口創著

皮膚はいつも あなたを守ってる 不安とストレスを軽くする「セルフタッチ」の力 山口創 著 ◆自分に触れるとなぜ不安な気持ちが和らぐのか 不安やストレスを感じたとき、自分の顔を触ったり、手を握りしめたり、無意識にセルフタッチをしていることはありませ…

うつ治療に起きつつある革命を、世界的権威がわかりやすく解説 『「うつ」は炎症で起きる』エドワード・ブルモア著 藤井良江訳

「うつ」は炎症で起きる エドワード・ブルモア著 藤井良江訳 ◆炎症が「うつ」を引き起こすという科学的証拠が積み上がっている うつ病はもっぱら心や脳の問題だと考えられてきましたが、このところ、身体の炎症によりうつ病になるという証拠が、多くの研究に…

知る人ぞ知る「伝説の古典」の教えを、わかりやすい現代語訳と解説文で紹介 『新釈 猫の妙術』佚斎樗山 著  高橋有 訳・解説

新釈 猫の妙術 ーー武道哲学が教える「人生の達人」への道 佚斎樗山 著 高橋有 訳・解説 本書の親本である『猫の妙術』は、江戸時代の中頃に書かれた「剣術指南本」です。著者である佚斎樗山(いっさい・ちょざん)は下総国関宿(せきやど)藩の久世家に仕え…

お腹は“引き寄せの磁石”、古代道教に伝わる、最強のデトックスマッサージ「チネイザン」とは? 『氣内臓 お腹をもむと人生がまわりだす』Yuki著

氣内臓(チネイザン)お腹をもむと人生がまわりだす ――心と体の詰まりをとるデトックスマッサージ Yuki 著 ◆お腹に手をあてて、心の声を聞いてみませんか? 本書は、20代で原因不明の不調に悩んでいた著者が、ヨガ、マクロビオティック、タイ式マッサージ…

「共産主義」とか「万有引力」で、とたんに世界は違って見えた。 『世界の見方が変わる50の概念』齋藤孝 著

世界の見方が変わる50の概念 齋藤孝 著 かつてマルクスが「共産主義」という概念を唱え、ニュートンが「万有引力」と言ったとたんに、当時の人びとに世界は、まったく違って見えたのではないか、と著者は言う。「概念」というものには、それほど強いインパク…

策士必読! ――『今日からヒラ社員のオレが会社を動かします。』高橋健太郎 著

今日からヒラ社員のオレが会社を動かします。 ――伝説の中国古典「鬼谷子」に学ぶ最強の人心操縦術 高橋健太郎 著 ◆「上司がイヤ」「会社を辞めたい」その前に冷静になって本書を読んでみよう! 会社を辞めたい理由ランキングでつねに上位を占めるのが、「上…

なぜ彼らは自分の異常さに気づけないのか? 人間の心の病理に迫る。  『自分の「異常性」に気づかない人たち』西多昌規 著

自分の「異常性」に気づかない人たち ―― 病識と否認の心理 西多昌規 著 ◆自分の異常性を気づく機能「病識」とは何か? 精神科には、「自分はおかしくない」「病気じゃない」と言う本人の意志に反して、家族や会社の上司、警察など第三者に半ばムリヤリ連れて…