外国文学
未完の人生 ハンス・ウルリッヒ・オブリストは語る ハンス・ウルリッヒ・オブリスト 著 北代美和子 訳 もし一人、「世界一のキュレーター」はだれかと問われたら、恐らく彼の名が筆頭にあがるのは、ほぼ異論ないのではないでしょうか。「HUO」=ハンス・ウル…
世界最古のロンドン古書店奇譚 オリバー・ダークシャー 著 秋山勝 訳 「ここで働くのにまともである必要はないが、酔狂であるのは役に立つ」 1761年創業という由緒ある古書店「サザラン」の店のモットーだそうです。近年、そこで見習いとして勤めはじめた著…
鬼谷子 全訳注 ――中国最古の「策謀」指南書 高橋健太郎 著 ■ 現存する唯一の「縦横家」の古典、初の全文全訳注による解説書! 本書は、中国古典『鬼谷子』の全訳注書です。とは言っても日本では『論語』や『孫子』は知られていても『鬼谷子』についてはほと…
古井由吉翻訳集成 ――ムージル・リルケ篇 古井由吉 訳 ロベルト・ムージル、ライナー・マリア・リルケ 著 2020年2月に逝去した日本文学界の巨星・古井由吉は、ドイツ文学者としてそのキャリアを始め、ニーチェ「悲劇の誕生」の下訳(未刊行)、ヘルマン・ブロ…
有害な男性のふるまい ――進化で読み解くハラスメントの起源 デヴィッド・M・バス 著 加藤智子 訳 職場でのセクハラ、マッチングアプリでの出会いにおけるウソのプロフィール。あるいは、恋人に対する暴力、破局後のストーカー行為、DVから、ごく普通の夫婦間…
新凱旋門物語 ――ラ・グランダルシュ ロランス・コセ著 北代美和子訳 2024年の今年は、パリでオリンピックが開催されます。これから映される現地の映像の中に、ひときわモダンで、純粋な立方体の門型が目を引く名所が映るかもしれません。それが新凱旋門(ラ…
批評の「風景」 ジョン・バージャー選集 ジョン・バージャー 著 トム・オヴァートン 編 山田美明 訳 ジョン・バージャーは英国が誇る美術批評家で「イギリスのベンヤミン」などとも評されます。『見るということ』や『イメージ』などの著作で日本でも確固た…
ファーブル昆虫記 誰も知らなかった楽しみ方 海野和男 写真 伊地知英信 文 今年2023年はファーブルの生誕200年記念の年である。1823年に南仏プロヴァンスで生まれたジャン=アンリ・カジミール・ファーブルが55歳から83歳までの約30年を費やして書いた自然観…
英雄になった動物たち ――胸をゆさぶる100の物語 クレア・ボールディング著 白川部君江訳 この本には、喜び、悲しみ、感動、笑い、すべての物語がある! 9・11テロで倒壊寸前のビルから主人を救い出したイヌ、ナチスに翼を撃たれてもレジスタンスを貫いた…
森の来訪者たち ――北欧のコテージで見つけた生命の輝き ニーナ・バートン著 羽根由訳 リス、ミツバチ、キツネ、ワタリドリ、アナグマ…詩人のコテージには、さまざまな生物たちとの出会いがあふれています。本書は、コテージがもたらす生命への哲学的な思考を…
歩き旅の愉しみ ――風景との対話、自己との対話 ダヴィッド・ル・ブルトン著 広野和美 訳 本書はフランスの社会学者が、〈歩いて移動する〉という行為と、そこから生まれる感慨について味わいのある文章でつづった思索の書です。自身もまた歩き旅の愛好者であ…
世界大富豪列伝 19-20世紀篇 世界大富豪列伝 20-21世紀篇 福田和也著 ◆贅沢、豪奢、快楽を満喫した人生 渋沢栄一、フォード、小林一三、ピカソ、五島慶太、谷崎潤一郎、チャップリン、松下幸之助、安藤百福、本田宗一郎、田中角栄、力道山、ウォーホル、ヘプ…
フィンランドの不思議なことわざ マッティの言葉の冒険 カロリーナ・コルホネン著 柳澤はるか訳 えっ、なにコレ……? ちょっと謎めいたフィンランドのことわざが盛りだくさん! 世界幸福度ランキング3年連続1位のフィンランド発、頁をめくるたびに心が和む…
チューリップ ダシール・ハメット中短篇集 ダシール・ハメット 著 小鷹信光 訳 「チューリップ」はダシール・ハメットが遺作として残した未完の中篇小説である。ハメットというからにはタフな私立探偵が主人公の痛快ミステリー小説かと思いきや、老境を迎え…