社会・教育
トリニティ組織 ――人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」 矢野和男 著 平岡さつき 協力 ◆「幸せになるには?」「生産性を上げるには?」永遠の問いに科学が答えを出した! 「幸せの秘密は、身近なところに隠れているのでは?」。 これは世界中で古…
若者が去っていく職場 ――人事部は知らない!若者の離職の本音 ハナマルキャリア総合研究所 代表 上田晶美 著 「3年で辞める」は、もはや当たりまえ? 若者の“辞めたくなる理由”を考える一冊 「最近の若い人は、すぐに会社を辞めてしまう……」そんな言葉を耳に…
どうしたらいいかわからない時代に僕が中高生に言いたいこと 内田樹 著 本書はこの数年間に内田樹氏が中高生に向けて語った講演、寄稿、インタビューをまとめたものです。 書名にある「どうしたらいいかわからない時代」とは、人口減少と高齢化という我が国…
私は93歳の新聞記者 ――ペンとカメラと杖を手に、今日も街を歩きます 涌井友子 著 東京都中野区の地域新聞の発行主として、93歳の記者が現役で活躍しています。地元の話題を伝える「週刊 とうきょう」の涌井友子記者は、昭和6年生まれ。夫の遺志を継ぎ約40年…
建築のかたちと金融資本主義 ――氷山、ゾンビ、極細建築 マシュー・ソウルズ 著 牧尾晴喜 訳 全てのものが金融資本主義に飲み込まれているといっても過言ではないこの時代、建築とは金融商品の最大のものに他なりません。その建築を金融に最適化するとき、そ…
学校に蔓延る奇妙なしきたり 齋藤浩 著 「暗黙のルールを守らせることで良い子になる」という神話 かつてアルバート・アインシュタインは、教育とは「学校で学んだことをすべて忘れてしまった後に、個人の中に残っているもの」だと定義しました。何を学んだ…
世界の本当の仕組み ――エネルギー、食料、材料、グローバル化、リスク、環境、そして未来 バーツラフ・シュミル 著 柴田裕之 訳 本書は、徹底した数値思考で、私たちの生存と繁栄を支配する「7つのファクト」を分析し、現実的で建設的な未来を予想する、今こ…
有害な男性のふるまい ――進化で読み解くハラスメントの起源 デヴィッド・M・バス 著 加藤智子 訳 職場でのセクハラ、マッチングアプリでの出会いにおけるウソのプロフィール。あるいは、恋人に対する暴力、破局後のストーカー行為、DVから、ごく普通の夫婦間…
まわり道を生きる言葉 大村智 著 「形あるものは壊れる 生あるものは死す よい言葉は人の心に残り生き続ける」ノーベル生理学・医学賞を受賞した化学者が綴った箴言集。偉業達成への道のりのなかで大村博士が座右の言葉とした偉人・作家などの言葉、自身を鼓…
ややこしい本を読む技術 VOCABOW小論術 校長 吉岡友治 著 ■「あの本は○〇だったね」――本の要旨を一言でまとめられますか? 古典的な名著や難しそうな哲学書、話題の自然科学書など……読んだほうがいいと思って買ったものの、最後まで読めずに途中で挫折したと…
なぜ人はアートを楽しむように進化したのか アンジャン・チャタジー著 田沢恭子訳 もし、「アートが分かることが生存に役立つか」と聞かれたら、あなたはどう思うでしょうか。多くの人は、役に立たないのではと思うのではないでしょうか。しかし、「美しい」…
文庫 フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者 シャルル・ペパン 著 永田千奈 訳 本書は、映画にも出演するフランスの人気哲学者シャルル・ペパンが、西欧哲学者10人をコンパクトかつ通史的に紹介したベストセラー教科書です。 取り上げられるのは、プラト…
追いつめられる教師たち 齋藤浩 著 ベテランの公立小学校教諭が忖度なしに綴る「先生不足」の本当の理由 昨年、うつなどの精神疾患が原因で休職を余儀なくされた公立学校の先生の数は6539人で、過去最高を記録しました。先生のメンタルヘルスについては近年…
ホールアースの革命家 スチュアート・ブランドの数奇な人生 ジョン・マルコフ 著 服部桂 訳 「Stay hungry. Stay foolish.」から50年。スティーブ・ジョブズが2005年6月にスタンフォード大学の卒業式スピーチで口にし、一躍有名になった「Stay hungry. Stay …
フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書 シャルル・ぺパン 著 永田千奈 訳 古代ギリシャを起源とする西欧哲学は、中世を経て近代に至り、ヨーロッパ各国で花開いていきました。フランスではデカルト、ルソー、サルトルなどの哲学者が大きな影響力を持ち、…
戒厳令下の新宿 ――菊地成孔のコロナ日記 2020.6-2023.1 菊地成孔 著 「あなたにとってコロナとは何だったのか?」――音楽家、文筆家である著者・菊地成孔氏は「あとがき」でこのように問い掛けます。著者が主戦場とする音楽業界は、新型コロナウイルス感染症…
いじめられっ子だった弁護士が教える 自分の身のまもり方 菅野朋子 著 ■学校で嫌なことをされたらどうすればいい? 「いじめ=悪いこと」ということはもはや常識のはずですが、残念ながら、現実社会において、いじめはなかなか無くなることはありません。と…
女子が一生食べていける仕事選び 上田晶美 著(ハナマルキャリア総合研究所 代表) そろそろちゃんとした仕事に就きたいと思っているすべての人へ 「将来に不安がある」 「自分に合う仕事がわからない」「もっとやりがいがほしい」そんな仕事や将来に対する…
数学者たちの黒板 ジェシカ・ワイン著 徳田功訳 誰もが、かつて黒板に板書された授業の内容をノートに写して勉強した経験があると思います。その意味で黒板は身近とも言えますし、一方である時期を過ぎれば疎遠になってしまうものでもあります。そんな黒板は…
モデルナ ーー万年赤字企業が、世界を変えるまで ピーター・ロフタス著 柴田さとみ訳 モデルナは、いまでこそ名だたる世界の製薬会社と肩を並べる存在になりましたが、そもそもワクチン開発を目指した会社ではなく、さらにいえば10年前には吹けば飛ぶような…
AIが職場にやってきた ――機械まかせにならないための9つのルール ケビン・ルース 著 田沢恭子 訳 労働の機械化が現実のものになりつつある現在。ある意味で、リモートワーカーはすでに半ば自動化されているといえる現在、AIが導入されたリアルな未来を見据え…
傷つきやすいアメリカの大学生たち ――大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体 グレッグ・ルキアノフ 著ジョナサン・ハイト 著 西川由紀子 訳 ◆全米ベストセラー『アメリカンマインドの甘やかし』、ついに邦訳 本書は、アメリカでベストセラー…
人はどこまで合理的か(上・下) スティーブン・ピンカー 著 橘明美 訳 ■『21世紀の啓蒙』『暴力の人類史』の著者による最新作。全米ベストセラー 本書は2021年に刊行された全米ベストセラー、Rationality: What It Is, Why It Seems Scarce, Why It Matters…
夜、寝る前に読みたい宇宙の話 野田祥代 著 ■目を閉じて、想像の力で地球を飛び出そう 私たち人間は、ついささいなことで落ち込んだり、イライラしたり、目の前の現実に一喜一憂しがちです。とりわけ今は長引くコロナ禍により、心理的にもストレスが大変大き…
センスハック ――生産性をあげる究極の多感覚メソッド チャールズ・スペンス著 坂口佳世子訳 スマートフォンやPCなどにより、あまりにも多くの刺激に囲まれる現代社会。その一方、触れ合いに飢えている人が増えるなど、私達の感覚にかかる負荷はバランスを失…
お母さんが知らない伸びる子の意外な行動 公立小学校教諭 齋藤浩 著 ■子どもが伸びるためのたった1つの簡単なきっかけ 子どもはかわいいけれど、余裕がなくなるとついイライラしたり、怒鳴ってしまったり…。なかなか思い通りにいかない自分の子育てにこのま…
感染の法則 ウイルス伝染から金融危機、ネットミームの拡散まで アダム・クチャルスキー 著 日向やよい 訳 収束の兆しが見えないコロナウイルスは、私たちに「感染」する最たるものですが、これ以外にも、リーマンショックなどの金融危機の連鎖から、ネット…
「学歴なんて関係ない」はやっぱり正しい 安井元康 著 本書は、マウスコンピューターを擁するMCJの経営者として活躍するかたわら、東洋経済オンラインの人気連載《非学歴エリートの熱血キャリア相談》で長年にわたってビジネスパーソンや学生の悩みに答え…
教師の仕事がブラック化する本当の理由 喜入克 著 著者は本書の中で、人間とは複雑なものであると繰り返し書いている。その一つの例として近年流行りの「命を守る教育」というものを上げている。そこでは学校で優先されるべきものはまず「生徒の命を守る」こ…
感染症の虚像と実像 ーーコロナの時代を生きるための基礎知識 ディディエ・ラウト 著 鳥取絹子 訳 本書は感染症の分野で世界的に著名なフランス人医師で、現在マルセイユ大学病院研究所の所長をつとめているディディエ・ラウト教授が、今回のコロナ禍に際し…